広島電鉄3100形はなぜぐりーんらいなー?
さて、皆さん、鉄道技術振興会が3500形を開発し、アルナ工機によって軽快電車と呼ばれるシリーズが製造されたのは皆さんもご存知であろう。この一連の「ぐりーんらいなー」と呼ばれる車両は、3100形、3500形、3700形、3800形、3900形、3950形であるが、3100形だけ、吊り掛け駆動方式で制作会社も大阪車輌工業である。では、なぜ3100形は「ぐりーんらいなー」と呼ばれるのか?まず、3100形の経歴から。元々3100形は1連接2両編成でした【2000形と同じ】。しかし、宮島線運行増強計画によって一部の車両が運転台を切り取って中間車として組み込まれました。そして3100形と改番しました。しかし、デビュー当時は2000形、3000形と同様の西鉄ピンクカラーでした。それでは、なぜ、「ぐりーんらいなー」となったのか、それは、2000形の引退によって吊り掛け駆動方式は3100形のみとなり、同時に「宮島線は愛称付きの電車のみ運行」となったために無理矢理でも愛称をつけなくてはいけないとき、新しい愛称をつけるよりは既存のものを使うほうが「新車なのに古い」という疑問に対応できたためである。よって、当時最新鋭の「ぐりーんらいなー」の名前をそのまま使用したのである。
広島電鉄700形705号、全般検査から出場
全般検査のため、千田車庫にしばらく滞泊していた700形705号が2019年8月7日に運用復帰しました。705号は元々江波車庫所属でしたが、4月2日のダイヤ改正で千田車庫に移籍し、1.3.5.7号線で運用されています。復帰日は7号線・日赤病院前始発便で運用されてました。